ムンバイの住宅地にある屋台

 「ムンバイで乗り換えに8時間も待つなら、うちでご飯を食べて行けば?」と大学時代の友人が誘ってくれた。彼女を頼って遊びに来たインド西海岸のゴアから東京へは、ムンバイとデリーで乗り継ぐ便を取っていた。

テーブルランナーの使い方を学ぼう!


テーブルランナーの使い方とテーブルコーディネート

 空港から観光名所の点在する中心地までは片道1時間半ほどかかるが、アンダリーウエストという街にある彼女の実家は40分ほどで行けると言う。二つ返事でお邪魔することにした。

 移動はタクシーよりも安いリキシャだ。ゴルフカートのような見た目から想像するよりも乗り心地は良いが、交通量が多い場所では容赦なく排ガスを浴びる。「皆一斉に前へ前へと出ようとするから、渋滞がヒドくなる」と友人は嘆くが、交通ルールをキッチリと守る日本でも渋滞は起きるので、一概にそうとは言えないだろう。

 国道のような大きな道路を走ること30分ほどで、アンダリーウエストに到着した。街の西側にはアラビア海が広がる。日に焼けたコンクリートの高層マンションが連なり、路上の売店にキッチリと積み上げられた果物のオレンジや黄色がまぶしい。あちこちに植えられた大きな木々が、この街に落ち着きを添えている。活気がありながらものんびりとした雰囲気や、南国の色鮮やかな色彩が、どこかイスラエルのテルアビブを思い出させた。

 「ここで止まって」とリキシャの運転手に友人が指示したのは、大通りから脇道に入った奥にある、マンションのひとつだった。同じ通りには、似たような建物がいくつか並んでおり、それぞれゲートに警備員が付いている。友人が中学校を卒業するまで、母と妹の3人で暮らしていた5階の一室は、玄関を開けるとすぐに8畳ほどのリビングダイニング、その奥に6畳ほどのキッチンと8畳ほどのベッドルームがある、1LDK。窓が大きいからか、間取りより広く感じる。ダイニングテーブルがあるはずの場所にはクリスマスツリーが飾られていた。

引用(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180403-00010000-asahiand-life)

管理者コメント
カレーの本拠地インド。
インドの料理も本場だと美味しく感じそうですね。