137年の歴史に幕…皆野の家具インテリア館みなの矢尾、31日閉店 さよならセール、市民ら名残り惜しむ


8/28(月) 10:30配信

 埼玉県秩父地域唯一の百貨店である秩父市上町の矢尾百貨店の支店で、皆野町皆野の「家具インテリア館みなの矢尾」が31日で閉店する。同百貨店は1749(寛延2)年に造り酒屋として創業し、皆野支店は1880(明治13)年に開店。地元住民に親しまれてきたが、店舗の老朽化のため137年の歴史に幕を下ろす。

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 24日午前10時、家具インテリア館みなの矢尾。「さよならセール」の初日は「売りつくし」と書かれた旗がたなびき、数人の来店客が開店を待っていた。店内では「懐かしの皆野矢尾」と題し、古い店舗の写真やちらし、レジスターなどを展示。来店客たちは名残惜しそうに眺めていた。

 ちらしをじっくりと見ていた秩父市在住の女性(52)は皆野町出身。閉店を聞いて約30年ぶりに来店したという。「買い物といえば矢尾で、子どものころはよく来ていた。昔は屋上でやっていたショーも楽しみだった。いろいろなお店ができて大変だとは思うけれど、やっぱり閉店は寂しいですね」と残念そうだった。

 皆野支店は1972年に第1期、79年に第2期の増床を行うなど、増改築を繰り返してきた。2004年には家具部門としてリニューアル。黒字を出していたが、建物の修繕費が大きな負担だったことから、家具部門を矢尾百貨店へ集約することになった。同百貨店カルチャー館にある藤村書店(熊谷市)の秩父店も同時に閉店。家具の一部は、同書店が入っているスペースにも置かれる。

 同百貨店の矢尾琢也社長(48)は「皆野の人たちには大変申し訳ない気持ちで、苦汁の決断だった。建物を借りたい人がいればいいが、耐震の問題もある。今後は未定だが、借り手がいなければ取り壊さなければならない」と語った。

 藤村書店の秩父店は、1999年にオープン。地域住民や付近にある県立秩父高校の生徒たちに愛されてきた。住民からは驚きとともに、閉店を惜しむ声も聞かれている。同書店の藤村誠一社長(49)は、「売り上げが年々減っている。同族経営で熊谷店も人がいなくなり、基盤である熊谷を再強化したい」と話していた。

引用(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170828-00010000-saitama-l11)

コメント1
秩父市の矢尾は昔ながらの百貨店でなかなかおもしろい。
古いわボロイはなんだけど、置いてあるものはしっかりした物で店員さんの対応も都会の店では考えられない丁寧さ。
都会の店は表面的な丁寧さなんだけど、矢尾は暖かさがある。
地元のジジババに愛される店は残ってほしい。

コメント2
秩父線には矢尾の広告が必ずあった。今は知らないが。

コメント3
父の実家のすぐそばにあり子供の時はよく生きました。親が離婚して足が遠退きましたが閉店は残念ですね… また皆野に行きたいなぁ


管理者コメント
137年もやられていたのはすごいですね。
老舗中の老舗ですね。


以上